30歳にして、念願の『歯列矯正』を始めることになりました。
ついに、ついに、と言った感じです。
まだまだ始めたばかりなので、情報は随時報告していきますが、
まずはここまでに至った経緯を少しお話したいと思います。
【大人の歯列矯正】何で矯正を始めようと思ったのか。きっかけは?
ずばり、『コンプレックス』だからです。
『コンプレックス』だと感じたのは、ちょうど中学生になってから。
一番多感な時期でした。
小学生の頃とは違って少し大人になったような気持ちで、恋もしていました。
けれど、その頃好きになった男子が所属するサッカー部は、今でいう「クズ」が結構集まっていたのです。
当時好きだった相手はその中には入っていなかったのですが、人の外見の悪口を言う、最低なのが数人いました。
しかも、では言ってくるそいつらはどうなの?といえば、同じように歯並びが悪かったり、大して顔も良くない(というよりわたしからすれば残念なレベル)のに勘違いしてるような人種。
今思えば、本当、「こんな奴らに何言われても平気w、人のこと言えた義理ですか」って話なのですが、
直接、歯並びに対して指摘され、「きもい」みたいに言われたことがなかったので、
当時は本当に落ち込んだし、それ以来、口を開けて笑うことができなくなりました。
中学を卒業してからは、女子校だったので多少気持ちも違ったけれど
それでも口元を隠して笑う癖はなくなりませんでした。
大学に入ってからは、「笑顔が可愛い」とか異性から「可愛い」と言ってもらえる機会がとても増えて
段々と、自分に自信が持てるようになり、口元を隠さなくても笑える回数も増えました。
でも『コンプレックス』自体がなくなったわけではないので、やはり気にはしていたし、
美容やファッションに貪欲になればなるほど、歯に対しても「治したい」という気持ちが強くなっていきました。
大学2年生の頃、一度矯正歯科へ初診に行ったことがありました。
自分でバイトして、歯列矯正をしようと思ったからです。
けれどその頃祖父が病気になり、二年後に他界、
その二年後に今度は母が病気になり、一年後に他界してしまい
そのあいだ、学業とお見舞い、母の食事療法など
家族を支えるほうが優先だったので歯列矯正は一度断念しました。
わたしが今でも後悔しているのは、小学校5年生の時に母から「歯列矯正する?」と聞かれたときに
「嫌だ」と言ってしまったこと。
確かに小さいうちに矯正をすると、後々また動いてしまって元に戻ることがあるとよく言われているけど、
「中学時代に嫌な思いをするくらいならやっておけばよかった」と心から思ったし、矯正の痛みより心の痛みのほうがもっと辛いよ、と小5の自分に言ってやりたいくらいです。
そして、祖父や母の死から月日が経ち、少し心に余裕も出てきたし、何より
今の時期、タイミング的にちょうどいいな、と思い、踏み出しました。
そして、必ずあの頃わたしを馬鹿にした男たちを見返してやろう、と思っています。
歯並びが悪くなる原因
元々、乳歯のころはとても歯並びが良くて
会う人会う人に「可愛いね」「歯並び綺麗ね」「歯が綺麗ね」と言われていました。
「芸能人は歯が命だよね、ママ」なんて、母が教えてくれた言葉を使っておませに振舞っていたくらいです。
でも永久歯に生え変わると頃になり、グラグラしてるのになかなか抜けない乳歯があっても怖くて抜けず、
また、母に無理やり抜かれようとされても拒絶。痛いのがとにかく怖かったのです。
それで、一度は歯医者さんで抜いてもらったこともありますが、その他は、自然に抜けるまで放置してしまっていました。
まずそれが一つ目の、歯並びが悪くなる原因だったのです。
そして、一番ダメだったのが、指しゃぶり。
中指と薬指をくわえて、小学一年生の途中までその癖が治りませんでした。
指しゃぶりは本当に良いことがないです。
わたしに子供ができたら絶対に、絶対に、させないし、周りの友人にも
「指しゃぶりはさせたらダメだよ。」と言っているくらいです。
もし、このブログに足を運んでくれているかたのなかにお子さんがいて、
「うちの子に指しゃぶりさせてしまっているわ」というお母様がいたら・・・
今すぐやめさせてください・・・!!
おしゃぶりも、指しゃぶりよりはマシなようですが良くないことには変わりがなく・・・
歯並び悪くなります。出っ歯になります。
保険適用でない「歯列矯正」にお金をかけることになるくらいなら、わが子が泣きわめいたとしても、
ほんの一瞬の出来事だと思って「子供」の将来の歯並びのためだと思って、やめさせましょう。
本当に、歯列矯正のお金や期間を思ったら、安いものなので・・・・
あとは、生活習慣として、頬ずえをついたり、うつ伏せで寝るのも歯には良くないです。
わたしが赤ちゃんだった頃、「うつ伏せ寝」が流行っていたようで
顔が小さくなる、外国人のような輪郭になる、と乳幼児はうつ伏せに寝させられていたそう。
確かに顔は大きくならず、瓜型?のような輪郭になりましたが、
その「うつ伏せ寝」が癖になってしまい、ずっとその体勢で寝てきました。
むしろ、うつ伏せこそが一番落ち着くスタイルになってしまっていました。
それが原因で奥歯が内側に凹んでいるし、歯並びの悪さもあって高校時代から、顎関節症です。
けれど、矯正の先生に「これからはうつ伏せはやめてね」と言われてから
もう、うつ伏せでは寝ないように毎日意識しています。
それくらい生活のなかでの習慣や癖は、姿勢、歯並びに比例するので
注意が必要なのです。
【歯列矯正の治療】ずばり費用は?
費用は、人によって本当に違います。
骨格だったり、噛み合わせ、歯並びの悪さがどれくらいか、上顎前突症(出っ歯)または下顎前突症(受け口)の具合、
それらを踏まえて金額が出るのです。
なので、金額は勿論ですが、矯正期間も人によって変わります。
また骨格異常の場合、歯列矯正が「保険適用」になることもあるので、余裕のあるかたは色々な病院で初診を受けてみるのもおすすめです。
ちなみにわたしは、検査までしっかりと受けて、今後の流れとともに確定した金額を出してもらって、
治療にかかるお金は75万9000円です。そこに毎回の処置料や抜歯にかかるお金が別途かかるので
100万くらいはかかるかもしれません。
でも人生80年と考えたら、アラサーのわたしが自分の歯と付き合っていくのはざっと50年。
40代でも40年、50代でも30年・・・・100歳まで生きるかもしれないと考えたら、
要は「歯列矯正に年齢なんて関係ないよ」ってことなのです。
死ぬまで共にする歯も、お肌と同じように綺麗でいさせたい。
何十年も一緒にいるもの、そして自分の第一印象にもかなり関わるもの、だと思えば
目先の金額にクラッとするかもしれませんが、一生の財産・宝物になるでしょう。
だからわたしは、これから頑張ります!!☆
次の記事で、病院の選び方や検査、今つけている青ゴムの話などを書きますね。