前回に引き続き、「大人の歯列矯正」について
今の矯正歯科を選んだ理由、検査、現在までの流れを書いていきたいと思います!
矯正歯科を選ぶコツ①
歯科矯正を選ぶコツとしては、まず、「地元の歯医者さんで紹介してもらうこと」です。
虫歯がないかどうか確認してもらうついでに、「いい矯正歯科はないですか?」と聞くのがベスト。
わたしは元々虫歯もなく、ほとんど歯医者に通ったことがないのですが、それでも
家から近い、たまたま幼馴染のお父様のお兄様(笑)がやっている歯医者さんに時々お世話になっていて
そこで矯正歯科を紹介して貰いました。
病院は連携していたり繋がっていることも多いので、安心・信頼できる先生にめぐり合わせて貰いやすいです。
10年前は初診だけで終わってしまいましたが、今回再度初診から始め、その地元の歯医者さんから紹介して貰ったことを伝えたら、
まさかの2万円も治療費を引いて貰えることに。
「10年前に紹介して貰ったものなのにいいのですか?」と言いましたが
快く「○○歯科さんが紹介してくれたなら構わないですよ!」と言ってくださり感動しました。
なので、できれば地元の歯医者に一度行って、いいところを紹介して貰いましょう。
毎日通うわけではないですが、定期的に通院するので、出来るだけ近場がいいですよ。
紹介してもらった場合、自分で見つけた場合、どちらにも共通していますが
初診は結構重要です。
必ず電話予約をすることになりますが、そのときにチェックしておきたいのは
受付の方の対応。
よく言われますが、受付はその場所の「顔」です。
あまりにも電話対応がよくない時は、その時点で候補から外していいです。
わたしがまだ心療内科を探していた頃、受付の対応が悪く、
結果、そこの医師も最悪だった・・・という経験があります。
皆が皆、そうではないですが、2年・3年と長く通うことを考えれば
受付の対応が悪いところをあえて選ぶことはないです。
また、病院によって初診でお金がかかる所・かからない所があるので
注意しましょう。
わたしの行っている矯正歯科は、初診は無料でした。
しかし友人の通っている矯正歯科では初診相談料がかかりました。
その代わり、わたしはカウンセリングと言った感じで、おおよその費用などの話はありましたが
事細かな説明などはあまりなく、
相談料がかかった友人は、レントゲンを撮ったり
「あなたの歯だとこういう治療でいくらかかるよ」というところまで説明して貰ったようです。
なので、少しでも気になっている矯正歯科が何個かある場合などは、初診はお金がかかってもかからなくても、
足を運んでみましょう。
どこでもそうですが、相性というのが本当に存在します。
わたしはたまたま、紹介された場所を気に入り、そこに決めてしまいましたが、
矯正歯科によって、治療の進め方も、歯並びや骨格の程度の受け取り方も違うので
顔の骨格なども気にされているかたは、特に慎重に選んだほうがよいです。
場合によっては、「保険適用」になることもありますよ。
矯正歯科を選ぶコツ②
皆さんは「日本臨床矯正歯科医会」というものを知っていますか?
日本で唯一、45年以上にわたり活動している、
矯正歯科専門医開業医の団体・日本臨床矯正歯科歯科医会会員の診療所があります。
各都道府県に存在するので、ご自分の地域で見つけて、
身近な診療所に足を運んでみることをおすすめします!
こちらに登録されていないと、いけないということはありませんが
「安心できる矯正歯科」だと思って間違いないです。
治療期間は2~3年、ワイヤーを外してからも歯並びを固定させるために
夜につけるリテーナーやマウスピースの時期をいれたら4年以上はお世話になる大切な場所です。
自分に合った矯正歯科選びをしましょう。
ちなみに日本臨床矯正歯科医会・公式サイトは
http://www.jpao.jp/
です。
わたしの通っている矯正歯科も、この日本臨床矯正歯科医会に入っています。
咬み合わせや顎変形症などの骨格異常、その他「保険適応」の治療に対応してくれるので
気になることは何でも相談しましょうね。
この本に、日本臨床矯正歯科医会の一覧が載っています。
矯正歯科の初診に行けばもらえる場合もありますが、必ずしも、ではありません。
一覧だけでなく、大人で始める歯列矯正のことや、ケアグッズなど、とても参考になることが書かれているので
こちらも、気になるかたは見てみてください。
【大人の歯列矯正】検査~現在まで
10年前に一度初診を受けていますが、あまりにも年月があいてしまっていたので、
初診は今年の1月に再度、受けに行きました。
それからコロナの蔓延が拡大してしまったので、口の中を診てもらうなんて一番リスクがありそう・・・と
なかなか行く気になれず、そこから半年あきました。
でも、それから半年後、友人も普通に矯正に通っているし意を決して電話をかけました。
「半年くらいなら大丈夫」ということで再度初診はせずに、検査の予約をしました。
それが、7月14日でした。
問診表をもらい、生活習慣における質問や、自分が歯並びについて気になっていること、日常の癖などを書きました。
呼ばれた後は、レントゲンを正面、横顔から撮ったり、咬み合わせの確認、歯の型取りをしました。
ピンクの謎の液体のはいった器具を入れ歯のようにパコッと歯全体にはめるだけ。
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なのですが!下の歯は難なくクリア。でも上はどうしても「おえっっ」となってしまう・・・!!
しかも1度目が少し失敗だったようで、上は2回もやりました。(トホホ・・・)
なんとか無事に型も取り終わり、すべての検査が終わるのに1時間ほどかかりました。
検査結果は2週間ほどかかるということで、次回の予約は7月28日に。
二週間後、先生と検査結果、わたしの歯型を確認しながら、今後の予定などのカウンセリングを受けました。
費用や期間、わたしの歯並びの種類などがここで、伝えられました。
ちなみにわたしは「上顎前突、叢生」です。
簡単に言うと、出っ歯と歯と歯が重なっている状態のことです。
さらに、親知らずも上の歯はそれなりに生えてきている状態なのですが
下の歯は、歯茎の下に完全に埋もれていて、歯のほうに横向きに倒れていました。
これは抜歯が必要だね、という判断で、下の親知らずに関しては口腔外科で抜いてもらうことになる、と説明を受けました。
抜歯は、上の歯の4番目を左右共に2本、下の歯の4番目も左右共に2本、
親知らずも上下共に2本ずつ抜くので、合計8本抜く予定です。
また、わたしは高校生の頃から顎が「カクン」となる、いわゆる「顎関節症」の気もあり、それも伝えていたので
それに関して先生は「一度ちゃんと診てもらって欲しい」と、
自分と連携している都内の病院の、口腔外科の先生を紹介してもらう事になりました。
次回の予約は8月31日で、その日は歯磨き指導となっていました。
口腔外科は、9月16日に予約をいれました。
31日の歯磨き指導は、歯科衛生士のかたがやってくれました。
磨き方のコツ、歯ブラシの立て方。
昔から鉛筆もちでやさしく磨く癖はついているので、難しいことはなかったです。
ただ、矯正歯科に行く前も念入りに磨いたし、歯磨き指導のときにも歯ブラシを実際に使って磨いたのに、
カラーテスターをやったら、磨き残しが・・・・
自分では磨けていると思っていても、重なりあっているところなど、やはり上手く磨けていないんだな、と痛感しました。
いろいろな種類のブラシやグッズも貰えました。
普段から糸ようじも使っているのですが、歯医者さん用のフロスって使いにくい・・・
せっかくもらっているので、コツをつかめるようにしたいです。。
歯磨き指導が終わったら、上の歯の6番目の前と後ろに青ゴム(セパレーション)を歯にいれました。
これは後々に器具を挟むために、歯に隙間をあけるものです。
それも痛かったです・・・
なにが痛かったって、青ゴムがじゃなくて、いれるときに使うペンチのようなものが歯茎に当たったこと。
まだ新人の歯科衛生士さんだったのか、入らないからといってペンチをぐりぐりやって、その反動で歯茎に直撃。
それで、青ゴムは入っていないという。
顎関節症の気もあるため、あの時間はしんどかったです。
その後、ベテラン?のかたが来てくれて何とか、事なきを得ました。
数日青ゴムで歯が痛み、苦しんでいるかたもSNS上でちらほら見かけましたが
わたしは歯の痛みは全然我慢できる程度でした。それよりも、ペンチ?でくらった歯茎の傷のほうが、治るのに何日もかかってしんどかったです。(笑)
歯科衛生士さんはとても良いかたなんですけどね。
それから1週間後に予約を取りました。
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1週間後、いよいよ矯正用の型取りをしました。
下の歯は難なくクリアですが、また、上は「おええええ」でした。
ちゃんと「起き上がってゆっくり息をしてね」と対処はしていただけるので、我慢はできるのですが
慣れない・・・・・
そのあとは、青ゴムを新しくしてもらって、終わりでした。
次回の予約は4週間後以降ということだったので、10月12日になっていたのですが
9月16日に診察してもらった口腔外科の兼ね合い(顎関節症の治療が優先になってしまった)で、
歯列矯正の予約は取り消し、口腔外科が10月7日に入っています。
顎関節症の治療についてや、「青ゴムを飲んでしまったはなし」はまた次回に!