世の中には、たっっっくさんの人間がいて、いろんな人種がいて、
そしてみんな違う顔をしていて、性格も、声も、生き方も。みんな違っていますよね。
さまざまな個性があって、その個性に惹かれて誰かを好きになったり、
好かれたり、友達になったり・・・人間には全てが、なくてはならないものです。
その個性のひとつに、“メンヘラ”と呼ばれるものがあります。
メンヘラも立派な個性のひとつ、といえばひとつ。
しかし、身近にこのメンヘラ女子がいる場合、ちょっと注意が必要かも。
「メンヘラ女子」とは?
「そもそもメンヘラって何?」
と思うかたもいるかもしれないので簡単なことばで表すと、
「この子、心が疲れて(病んで)いるのかな?」な、女の子のことです。
もちろん、わたしも含めて本当に精神疾患があって治療をしているような場合もありますが
基本的にメンヘラと呼ばれる女性というのは“極度のかまってちゃん“が多いです。
あなたの周りにも、こんな子はいませんか?
- いつも「疲れた」と言っている
- 会うたびに、マイナスなことばかり言う
- 「自分に自信がない」が口癖
- ため息ばかりつく
- いつも曇った表情をしている
- 人の話より自分の話(相談がしたい)
- 「どうせ自分なんて」が多い
典型的なメンヘラ女子の特徴です。
自分に自信がなかったり、自分の気持ちとは逆に
まわりから評価してもらえなかったり、目立てないことが多く、
自己顕示欲が強いことが多いのも特徴のひとつ。
育った環境なども大きく影響しているそうで、
褒められてこなかったひとや、過去に人間関係のトラウマがある人に多いそうです。
「メンヘラ」は決していけないことではないのですが
人にはなかなか理解してもらえず、離れていかれてしまうことも多く、
ふたをあけると、こういったメンヘラ女子には友人も少なかったりします。
わたしの近くにも過去にメンヘラ女子がいて
最近でもひとり、ふたりほど関わりがあったのですが
やはり現実世界での友人は少なく、そしてどうしても、手に負えない・・
こちらも本気で心配をしてるけど、
その子の負のオーラを抱えきれなくなってしまうんですね。
全部を受け止めてあげられるなんて、こちらも最初から思ってもいないけど
相手もそんなことを望んでいないのです。
本人たちはただ、聞いてほしいだけ。だから、悪気もない。
それでも聞くほうは、苦痛になってきてしまう。
そんな「メンヘラ女子」との関わりで悩んでいたわたしの
「メンヘラ女子との関わり方」をお伝えします!
「メンヘラ女子」とは距離をとろう!
まず、最初に言えることは
「メンヘラ女子とは距離をとりましょう。」
です。
いきなり?と思うかもしれませんが、
メンヘラ女子が近くにいる場合、距離感を保つのがとても大事になってきます。
メンヘラ女子というのは上で話したとおり、「極度のかまってちゃん」です。
かまってくれる、話を聞いてくれる、とわかったから頼ってくるのです。
こちらは普通の相談だと思って、いつかは解決するものだと
ゴールがあるだろうと話に耳をかたむけてしまいがちですが、
メンヘラ女子の相談というのはほぼ、「ゴールのない相談」と思ったほうがいいです。
ただの愚痴、とも言えますが、悩みは尽きることがなく
ひとつが解決したとしても、次から次へと、不満、不安、悩み、が出てくるので
聞いてあげればあげるほど、相手はエスカレートしていきます。
そうなると、段々と苦しくなり、面倒に感じるようになるのは聞いている側。
なぜなら、自分にとって得るものがなにもないからです。
相談される→解決→感謝される
なら、「聞いてあげてよかった」ともなりますが、
終わりのない愚痴だと、相手の一方通行で話が進んでいくだけですよね。
そのたびに、メンヘラ女子は少し心が軽くなったような感覚になるでしょうが
こちらは負を受け取るだけなので、苦しくなってくるのは当然です。
なので、メンヘラ女子とは一定の距離をとるように心がけましょう。
「身近にメンヘラな子がいて困っている」
「最近仲良くなったあの子、もしかしたらメンヘラかも・・・」
なかたは、「特に」心がけてください!!
「メンヘラ女子」の言うことは軽く流す
あなたが、「メンヘラ女子」と会うたびに
「疲れた」、「もう無理」、「帰りたい」、「彼が全然会ってくれない」
と言われたら・・・
どう思いますか?
ほとんどのかたが、「面倒だな」と感じると思います。
わたしが実際に経験したことでもあるのですが
こういう場合、まともに聞いてあげないほうがいいです。
そして軽く流しましょう。
相手は
「大変だね」、「頑張っているね」、「えらいね」、「辛いね」
などの言葉を待っています。
わたしもまじめに接していたときは、偽善などではなく
本当に思っていたことで
「おつかれさま、疲れたよね」
「無理はしないでね」
などと言っていたんです・・・が、
その接し方も良くない、と気づきました。
なぜなら、言われたいがために、エスカレートするからです。
なので、わたしが言うようにしたのが
「そっか、そっか・・・」
「確かにね!」
「そうだね」
です。
心配をしているようには聞こえないけど、
同調はしているので不自然でないし、自分も疲れなくて済みます。
そのあとに、また同じように言ってきても
同じ返しをしていたら、相手は段々と言うのをやめていきました。
メンヘラ女子からすると「自分がほしい言葉ではないから」でしょう。
でも決してこちらがいやな言い方をしているわけではないので、
相手もなにも言えないのです。
メンヘラ女子に「隙を与えない」というのがカギです。
「メンヘラ女子」にやってはいけないこと
メンヘラ女子とは距離感を保ち、軽く流しながす。
そして、離れたいと思っているかたなら、さりげなく離れていく・・・
というのが理想で、
メンヘラ女子に一番やってはいけないことは
突然、突き放すこと。
メンヘラ女子は、「かまってほしい」がいちばんですが、
かまってほしい=認められたいのです。
なので、いままで普通に接していたのに
突然そっぽをむいたり、避けたりすると
相手は、認められたい気持ちを阻害されたように思い
「自分を傷つけた」と認識して、
「自分はこんなに信頼していたのに・・・裏切られた」
と悪者にされ、 逆恨みされる可能性があります。
なので、もし自分の近くにメンヘラ女子がいて
「離れたい」と思っていても急に避けたりすることは、避けましょう。
友人が少ない場合が多いのであまり心配はいりませんが、
同じ職場の同僚だったりすると、ほかの人に悪口を流したりすることもありえます。
こちらは何も悪いことをしていないし、
むしろいやな思いをしていたのは自分なのに・・・となるのは
本当に馬鹿馬鹿しいですよね。
なので、「少しずつ」を意識しましょう。
【メンヘラ女子】まとめ
「メンヘラ女子」との接し方は
- 一定の距離をとる
- マイナスな話は軽く流す
- 急に突き放さない
が一番いいです。
いろんな苦労や悲しみを乗り越えて、
自分なりの生き方、自分を守る術として
「メンヘラ女子」のようになっているひともいると思うので
すべてを否定するわけではありません。
が、人間明るく前向きにいると同じようなひとが集まってくるのも
事実だったりします。
「そばにいるから、仕方なく」
「かわいそうだから」
という思いは捨てて、もし嫌だな・・・と感じているなら
少しずつ距離をとりましょう。
それが、実は相手のメンヘラ女子のためにもなることもあるのです。
大人になればなるほど感じるようになりますが
人間関係の「取捨選択」も生きていくうえでとても大切なこと。
学校上、仕事上、仕方なくということもありますが
あくまで、「事務的」でいいのです。
自分が損をしてまで、関わる必要はありません。
以上、「メンヘラ女子への接し方」でした☆